院長プロフィール

皆さま、はじめまして。スターボードオーラルクリニック、院長の西原　伸一（にしはら　しんいち）です。

私が歯科医師を志したのは、誰かの健康に貢献できる仕事に就きたいという思いがあったからです。患者さまにきちんと説明を行い、最良の治療をご提供できるよう努めること、そして丁寧に治療を行うこと…これらをモットーに、日々の治療に向き合い続けています。

私は以前、海上自衛隊にて歯科医官を務めていました。海外での治療も経験し、実にさまざまな学びを得られたと思っています。

その当時、上下のあごの骨の大きさ・形・位置などに異常があり、そのせいで噛み合わせや歯並びが大きく乱れてしまう病気「顎変形症（がくへんけいしょう）」の治療にも携わっていました。顎変形症は、歯並びを整える矯正治療と、あごの骨の大きさ・形・位置を整える外科手術、双方を組み合わせて行う難しい治療が必要です。こうした高度かつ専門的な治療に携わっているうち、私は「もっと患者さまのご負担が少なく済む治療方法はないのだろうか？」と考えるようになりました。このことこそ、歯並びを悪くさせないための小児予防矯正やマウスピース矯正に、当院が力を注ぐきっかけになっています。

さらに、スウェーデンの病院で研修を受けた際には、小さな子供が毎月楽しそうに歯科医院に通っている姿を目の当たりにし、日本との違いに大きな感銘を受けました。なぜなら当時の日本の歯科医院では、痛みや恐怖に震える子供たちが、治療後に泣きながら帰宅するケースが多かったからです。

スウェーデンには予防歯科の意識がしっかりと根づいていて、虫歯などのお口の症状が進行しにくく、もし治療が必要になっても初期段階の症状と治療で済み、子供たちは痛みも苦しみもほとんど感じません。また、スウェーデンでは矯正についても、歯並びを悪くさせないため予防するという考えが根づいています。予防と聞くと、虫歯や歯周病を防ぐことをイメージしがちですが、歯並びの悪化を防ぐことも「予防歯科」のひとつなのです。

当院でも、予防歯科に力を注いでおり、虫歯・歯周病・歯並びの「3つの予防」で悪化を防いでいます。そして、治療の痛みや負担が少なく済む、お子さまたちに楽しく通ってもらえる歯科医院でありたいと考えています。

お子さまの歯やお口についての心配ごと・困りごとがありましたら、どんな些細なことでも構いませんので、ぜひご相談ください。より良いお口の環境を手に入れていただけるよう、精一杯お手伝いいたします。